2010年 11月 10日
豊かな自然を守り、伝えていきたい
d0140135_15321767.jpg みんな、おはよー!秋本番!冬か!?日本鳴く虫保存会茨城支部長小林浩(こう)さん(80歳、牛久市)は退職後にスズムシマツムシなど「鳴く虫」の魅力に引き込まれ、環境の変化に左右されやすい虫たちの生態調査や保全活動に取り組んでいます。年に一度、牛久自然観察の森「鳴く虫展」を開いたり自宅でふ化した虫を市民に無償で配るなど、心安らぐ秋の音色を届けています。♪あれマツムシが鳴いている♪チンチロチンチロチンチロリン♪あれスズムシも鳴きだした♪リンリンリンリンリーンリン♪私たちは、歌を知っていても実際にマツムシを見た人は少ないのではないでしょうか。自作した虫かごの中で静かに夜の訪れを待つマツムシを眺めながら、小林さんは幼き日の記憶をたどります。もともと数の少ないマツムシを初めて見たのは小学4年生のとき。学校近くの山でマツムシが鳴いていたとクラスで話題になった数日後、山奥から通う同級生にこっそり見せてもらったそうです。生活は貧しく、戦争の暗い足音も忍び寄る日々だったが「初めてあの清らかな鳴き声を聴いた日のことは、いまだに忘れられません」とのこと…。新潟県で生まれ、大学卒業後は服飾業界に入りました。関東から北陸まで百貨店を中心に紳士服や婦人服を卸し、各地でファッションショーを開くなど第一線で活躍。 34歳で独立し故郷で服飾店を経営しましたが、60歳で親族に店を任せ再び上京し、東京で新たな事業を始めたころ、偶然目にした「緑を保全する街」という広告にひかれ、「これからは緑豊かなところで暮らそう」と22年前牛久市に越してきました。
d0140135_15331755.jpg 73歳までの通勤は体にこたえましたが、夜遅くバスを降りてヤマユリが咲く小道を家まで歩いていると、スズムシクツワムシウマオイなどの高い鳴き声に交じって低く朗々とした音色が耳に入り驚いたそうです。「幻の虫といわれる『カンタン』が牛久の里山にはたくさん生息していたのです」。幼いころ野山を駆け回った記憶が、一気にあふれ出し、ちょうど都内版の新聞で日本鳴く虫保存会スズムシの無料配布を行っているという記事を目にしたばかりでした。「もしかしたら久々にマツムシにも会えるかもしれない」と、いてもたってもいられなくなり入会したそうです。「日本鳴く虫保存会」の活動と並行して牛久自然観察の森を運営する「うしく里山の会」の設立メンバーに加わり、今年で9回目の「鳴く虫展」を開催しました。虫の展示はもちろん、自作の虫かごや鳴く虫が登場する浮世絵、和歌なども併せて紹介したとのこと。昔は家庭で捨てていた野菜くずなどを食べた虫たちも今は確実にその数を減らしていることから、展示会や町内の盆踊り大会には自宅で繁殖したスズムシと虫かごを無料で配布し、市民に季節の移り変わりを感じてもらいました。「自腹だからお金もかかるけど、やっぱり家族で虫の声に耳を澄ませてほしい。万葉の昔から同じ声で鳴いている“日本人の音”なんですから」。現在は希少種を飼育するほか、外来種に押されて県南ではほとんど見られなくなったメハジキソウなど産卵に不可欠な雑草、エサになるクズイヌタデなどを庭に茂らせ観察する日々です。市内に奇跡的に残るマツムシの自生地を定期的に巡回しながら、いずれは「牛久市鳴く虫マップ」を作成し、「知られざる鳴く虫の宝庫」と自認する牛久の豊かな自然を守り、伝えていくのが夢だとおっしゃっています。古来その音色に趣と奥ゆかしさを伝えてきた秋の風物詩を残そうと、「鳴く虫博士」の観察日記は続きます。日本の小さな虫たち、残して自由に歌って欲しいですね(o^-^o)
■日本鳴く虫保存会 TEL:042-522-6079
 URL:http://homepage3.nifty.com/nakumushi/

■牛久自然観察の森 TEL:029-874-6600
 URL:http://www.city.ushiku.ibaraki.jp/section/kansatsu/index.htm


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by isao1977k | 2010-11-10 03:19 | 茨城県 | Comments(11)
Commented by gigen_t at 2010-11-10 06:51
 むしのこえ 懐かしく拝聴しました、 毎日ながら 各般に亘り 懇切丁寧に 諸々の話題等を 解説されていますが これを掲載するためには 物凄いエネルギーを要されるものと思われます。 情報の収集、 文章綴り 凄い事と 敬意を表します、 今後とも 楽しみに しております、 ガンバッテ、 能力が有り余り ホトバシリ 左程苦にはされていないのかも知れませんが、
Commented by sidu-haha at 2010-11-10 07:24
おはようございます。
虫の声~ほんと日本ならではですね~~
こうして、保存されている方に頭がさがります。
頑張ってほしいですね。
Commented by pcnmitsuko at 2010-11-10 08:19
虫も住みにくい環境になっているのでしょうね。
人生の後半からこのような取り組みをなさるとは。
エールを送ります。
唱歌は耳に心地よいわねぇ。
動画はyoutubeからいただくのですか?
Commented by idea-kobo at 2010-11-10 08:33
虫の音を 聞ける余裕に 感謝する

わしゃあ幸せもんじゃが。
Commented by 「せ」 at 2010-11-10 09:55 x
マツムシ
おいらの子供のころに
既に、横浜にはいなかった
ようなきがします

あこがれてたな
いないもんで (。・_・。)ノ♪
Commented by pckago at 2010-11-10 11:56
虫&動物も少々住みにくくなっているようですね。
じみちに取り組んでおられる方がおられるのですね!
Commented by pc-jinko at 2010-11-10 12:37
ふーん・・・「カンタン」の声は簡単には聞けないのかぁ…(爆)
Commented by KINGshirotan at 2010-11-10 17:52
すっかり秋から冬になろうとしていますね
秋の虫
鈴虫はペットショップで買ってきて飼育していましたよ
東京では街路樹で鳴く
アオマツムシの声が非常に大きいです
セミが終わると アオマツムシの出番ですよw
Commented by megumin321 at 2010-11-10 19:35
緑がなくなると・里山がなくなると虫の声も聴けなくなりますね・・
守りたいもの・まもらなければならないもの・・  日本鳴く虫保存会・・ という存在・・すばらしいですね~♪   、牛久自然観察の森・・行ってみたいです・・・
Commented by shizuo7f at 2010-11-10 20:37
スズムシやマツムシも植物とおんなじ。
そうそう、鳴かないけどホタルだって。
生育環境を人間が保護してあげないと…。
って言うか、自然破壊しなければいいのかも。

至るところで、生態系の変化が言われている昨今、
わたし達人間の我がままし放題で。
この先もずっとずっと、虫さんと共存できる社会を。
そう思いますね~、く~ちゃん。
あっ!思い出しました。
いまは亡き我が父親、スズムシを飼育しご近所さんに^^。
おんなじことをしてました。
Commented by スイミー at 2010-11-10 23:32 x
この秋も庭や空き地から、たくさんの虫の音が聞こえました。
どれがどの虫なのかさっぱりわかりませんが、日本の秋には
欠かせないものですね。
意識しないと、次世代へ残せない音色になっていくのが悲しいですね。
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